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気持ちスッキリ。邪念ハッキリ。

👤horomi

今更気付いたことがある。

「教えるより作る方が運気があるぞ」

これ、11年前くらいに占い師さんに言われたこと。

当時は就職先がもう決まっていて、教えることを仕事にしてしまったから引き返せなかった。

サラッと聞き流してやってみて気付いたことは、びっくりするくらい運に恵まれないってことだった。

なんでも運で片付けてしまうのはどうかと思うけど、同僚が同情するくらいの人事命令を受けたり、一難捌いてまた一難…の嵐だった。本音を言えば、天職だとも思っていなかったからこんなことで人生詰むのも馬鹿らしいと悟って転職。でも、転職しても結局誰かに教えるようなポジションになってしまい、割に合わないと感じ、また転職。

「割に合わない」

これ、今となっては結構重要な気づきだと思う。

なんで割に合わないと思ってしまうかというと、お金以上のやりがいを感じられていないから。お金だけで考えた時、同僚の仕事内容と給料とを相対的に考えてしまう。そうすると、自分は損をしているという解釈になる。

お金以上に得られる要素がある仕事にしようと思って今の仕事に行き着いた。生徒に教える仕事ではあるけど、将来を見据えて生徒に教える…ということをやりがいにはしていない。生徒が抱える混乱を観察して、絡まりポイントを瞬時に察して助言する。これが楽しいと感じる。一緒に働く仲間を見ると、生徒ができるようになっていく成長や生徒自身を見て喜びを感じているようだ。私は残念ながら、生徒個体には興味が薄く、生の脳の混乱を直接観察できるのが楽しい。なにはともあれ、生徒の学力を上げる実績をあげればいい仕事ではある。

なぜ、問題を解けず苦しむ生徒の様子が興味深く感じるのか?

自分がやりたい勉強をするときの事例収集につながるからだ。何かを勉強する時、自分の理解はどれくらいのものなのか、何が足りないのか、それを補うためにどういった勉強をするといいのかということを日々考えながら設計していく。その時、分かっている気がするのに使えない知識をどう使える知識に昇格させるかが腕の見せ所で、細かく自分の理解の状態を観察する上で生徒の混乱事例はすごくいいサンプルになる。認知科学の本を読むとより理解が深まる。

何を勉強し続けているのか?

botを作りたくてプログラミングに手を出した。それが気づけばブログの改造になっていった。勉強した過程をブログに残したくてブログをはじめて、今では意地でメンテナンスまでしている。メンテナンスをするには英語を読めないと公式ブログを解読できない。だから英語の勉強を2年前から始めた。はじめは読めなくてイライラしてたけどそのうち読める単語が増えてきてだいたい内容を理解できるようになった。せっかくブログを自由に使えるようになったんだから、何かチャレンジしたくなった。コミュニティを作って独学でプログラミングをやってきた人やブログで仲良くなった人を誘って落ち着く空間を確保した。もちろんSNS上で絡むことはできるけど、なんか落ち着く場所が欲しかった。作るためにいろんなDiscordを見学したり、コミュニティの運営にも首をツッコんだ。だいたい理解できたので今年は足を洗って自分の作った空間にこもっている。あと、もう一つコミュニティを作った。これは熱を観察するための場所。好きなことをとことん突き詰める、日本語を学ぶ海外のアグレッシブな人に興味を持つようになった。残念ながら、職場の生徒にはそういうタイプは少ない。大抵は親の願望のままに塾に行かされている状態で、本人は学びたいというよりなんとか今日という日を終わらせたいという疲弊した空気が漂っている。私は好きじゃない。何かを学ぶことってすごく楽しいことだし夢中になれることだから、本人の意志の弱い生徒にあまり魅力を感じられない。その物足りなさからか、日本語を学ぶ海外の人のエネルギーは見事なもので、心から尊敬している。たまに、こんな日本語を勉強してくれてありがとうとも思うことがある。

自分が知りたいこと、感じ取りたいことをずっと実現させていきたい。理想と現実は違っていたということもオチとしてはあるけれど、理想に向かって夢中に取り組んだ先の少し違った現実は納得して受け入れられると思う。

人生の中の一部としてある勉強とは

5年間勉強することに全力で取り組んできたが、今年になっていい加減周りが見えてきた。時間は勉強のためだけにあるわけでない。人生をリッチにするための手段でしかない。これからはもっとプライベートに時間を使って勉強は箸休め程度に抑えたいところだ。

買えば済むことでも、時間をかけて作ると愛着の量がぜんぜん違って長く大切に扱うようになる。お金を稼ぐことは大切だけど、私の場合ストレスで浪費するだけなので必要最小限にとどめたほうが健全な使い方ができる。好きなものを作るためには技術が必要で、そのためには勉強したり何度も失敗作を積み上げたりしていくうちに本当に残したい物が完成する。流行り廃りに影響されないずっと佇ませられる存在を作りたい。

私はそういう時間をすごして年を取っていきたいんだと思う。これは1人では成し遂げられない。他愛もない話を気軽にできる人があってこそだと思う。

今後も続けるブログ投稿

このブログは、ざっくばらんに書ける場所として使っていて、ちょっと整えて力を入れて書いているのがherohoroブログ 。でも力を入れる気力がなくて停滞気味ではある。プログラミングを少し控えるようになったから余計かもしれない。noteは手帳の話を書いているけど、もう手帳が定まってきたので放置しそうな予感はしている。。。

プライベートで楽しめたことはHEROブログに入れていこうと思っていて、多分今後はこれが活発になるのかな…?

もう一つコミュニティ関連のサイトがあるけど、、、、メモに関連する記事を書けたらいいな〜とは思っている。読書ノートを書いている最中で、記事にする構想までには至っていない。本当、気分転換の1つとして書けたらいいな〜

ブログってやっぱ楽しい。自分で世話するブログって格別よ。